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５月９日に放送された、嵐の二宮和也（３７）がＭＣを務める『ニノさん』（日本テレビ系）で取り上げられた“メイク法”が物議を醸している。この日は、女子高生の間で流行しているキラーワードや流行りグルメなどを、出演者たちが理解しているのかを競う『ＪＫ流行りものダービー』が放送された。

「このコーナーの中で、１００円ショップやホームセンターのアイテムを使い、自分で盛りアイテム作る“自作盛りアイテム”を取り上げ、その中で“グルーガンで涙メイク”という方法が、コーナーで案内役を務めた、かつて“女子高生社長”として名を馳せ現在、会社経営者の椎木里佳氏（２３）から紹介されました。

グルーガンは棒状の熱可塑性プラスチック（スティック）を熱で溶かして接着剤として使うアイテムですが、この溶かした接着剤を頬に貼り付けて、涙を垂らしているように見せるというメイク術だといいます」（テレビ誌ライター）

熱で溶かした接着剤を頬に貼り付けるとあって、スタジオにいた横澤夏子（３０）は「え？ 大丈夫？」、二宮も「むちゃくちゃ熱いんじゃないの？」とそれぞれワイプを通して反応していた。

「ＶＴＲでも番組スタッフは椎木氏に“痛くないんですか？”と質問を飛ばしていたのですが、椎木氏は“痛いと思いますね。でもまあ、盛れればいいんじゃないですか？”との反応をしていました」（前同）

番組で紹介された「グルーガンで涙メイク」は放送後にツイッターで「グルーガン」というワードがトレンド入りするほどの話題となった。しかし、「グルーガンでメイクとか、見た目がどう見えるとかゆー問題じゃなく、ガチで危ないからね」「悪いことは言わないからマジでやめとけ。グルーガンは高温になるし顔が火傷したらずっと残る可能性もある」「グルーガンで涙メイクって…あの、めっちゃ火傷しそう」といった投稿が多数寄せられた。「番組では“グルーガンで涙メイク”の使用に関して、特に危険性を喚起するテロップなどは出てこなかったのですが、ネット上では“危ない”との意見が多数寄せられていました。

火傷の可能性がある、と指摘する声も少なくなかったのですが、ただ、番組で椎木氏は、“涙を垂らしているように作るんですけど、それをまたつけまのりで貼る”と、溶かした接着剤を直接肌につけるのではなく、あくまで涙の形にした接着剤を別のところで作って、それをつけまつげ用の接着剤で肌につけるというやり方を紹介していました。そのため、“グルーガンで形作って冷ましてからつけまのりとか二重のりで貼り付けてるよ、直ではいってないよ安心して”との声もありましたね」

本サイトはグルーガンの販売を行う新潟県三条市に本社を置くメーカー・高儀の担当者に話を聞いた。

「グルーガンはあくまで接着の用途のものになりますので、そういった人の肌に触れるようなところでご使用いただくのはやめていただきたいと考えております。
人の肌に触れさせるものではございませんので、冷えていようが、人の肌につけることによって、かぶれですとか炎症が出てくる可能性もありますので、おやめいただきたいと思います」