大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦に出場する歌手４２組の顔ぶれに「知ってる人がいないんだよなぁ〜」と嘆くのが松山千春だ。２２日に放送されたラジオ「松山千春　ＯＮ　ＴＨＥ　ＲＡＤＩＯ」でのことで紅白を一刀両断した。

今年の紅白出場歌手を５０音順に読み上げた松山は「まぁ勉強不足と言えば勉強不足なのかもしれませんが」と前置きしつつ、「初めて聞くような名前」だと明かした。

白組で知ってるのは、「同い年ですからよく分かります」という郷ひろみや鈴木雅之、ベテラン五木ひろしなどの名前を挙げた松山。ジャニーズ勢で確実に分かるのは嵐ぐらいとし、関ジャニ∞は「いろんな番組に出てるから（知ってる）。けど誰が誰だってのは分かんない」そうだ。純烈は「名前は当然知ってますけど、歌ってる姿を見たことはちょっとない」。

ただ、今年「香水」が大ヒットした瑛人はもちろん、Ｏｆｆｉｃｉａｌ髭男ｄｉｓｍ、またＭｒ．Ｃｈｉｌｄｒｅｎさえ「ちょっと分かんない」というのにリスナーも驚いたのではないか。

紅組歌手の紹介では、毒舌を炸裂させた。松田聖子のくだりでは「聖子生きてたんだなぁ〜」としみじみ。「ブサイクだけど歌はうまい」と評したのはＪＵＪＵで、それとセットで「ＪＵＪＵの年を取らしたらこうなるんだよっていう…。歌はうまいけど、なぁ〜」と天童よしみを紹介した。

他で分かるのはベテラン演歌勢と、椎名林檎を知っていた流れで東京事変、そしてＭＩＳＩＡぐらい。初出場組のｍｉｌｅｔ（ミレイ）には「分かりません。俺は北原ミレイだと思ってたからな。うぉお〜『石狩挽歌』を歌うのか、みたいなね」。さらに世間の「鬼滅」フィーバーを笑うかのように、主題歌を歌うＬｉＳＡについても「分かりません」とキッパリ。

こんな出場歌手の顔ぶれを振り返り、松山は「一体どの世代がねぇ、この紅白を見るんだろうか」と疑問を呈した。

同業のよしみで「みんな頑張ってもらいたい」と出場歌手にはエールを送ったが、「松山千春は一度も（紅白に）出ることなく、ＮＨＫとはそういう、まぁ約束で…。これからも大みそか、全然関係なく、北海道にいると思います」と宣言。紅白よりも「裏番組が何をやってくれるんだろうか。そっちの方が楽しみっちゃ楽しみだったりする」そうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf6a0d019e25764cea89f736a5907bf6bdfbf78c

---

VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:: EXT was configured