日本テレビが大みそかの「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の特番で電撃復帰を予定していた、不倫騒動で6月から活動を自粛しているお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建の出演部分を“お蔵入り”にする方向で調整していることを、一部スポーツ紙が報じた。 

　先月、同じスポーツ紙が渡部の復帰と極秘収録参加を報じたが、そのことによって世間の批判が高まっていた。 


　批判をかわす狙いもあったのか、渡部は急きょ今月3日に謝罪会見を開いたが、番組出演に関する質問には歯切れの悪い答えを連発。さらに批判が高まっていた。 

　また、復帰については「白紙」と明言。年内いっぱいを想定していた自粛期間も「再度話し合う必要がある」としていた。 

　そのため、同局は世間の批判が根強いことを考慮。大みそかの出演を見合わせる方向になったというのだ。 

　「漏れ伝わっている話だと、渡部が登場するのは不倫相手との行為を重ねていた多目的トイレ。本来ならば、それで渡部の“みそぎ”となるはずで、番組の見どころの1つだったはずだが、そこを削らなければならないのは大ダメージ」(テレビ局関係者) 

　お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志は、6日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で年末特番について言及。渡部の出演シーンカットを匂わせるように、「お子さまからおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しめる番組に仕上がっていると思うので、ご覧くださいとしか言いようがない」と発言していた。 

　「一番マズかったのは、渡部の復帰を画策した日テレの局員がまったく世間の空気を読んでいなかったため、“アウト”になってしまった。今回、復帰話がなく、会見もせずに平穏にやり過ごしていれば、世間の批判を浴びることなくしれっと復帰できていたかもしれない。タイミングが悪過ぎた」(芸能記者)　渡部の復帰時期はかなり先延ばしになりそうだ。 

12/8(火) 9:26 
日刊ゲンダイDIGITAL 

渡部建「ガキ使」お蔵入りで自宅軟禁に…そして佐々木希が“三くだり半”を突きつける日 
佐々木希（Ｃ）日刊ゲンダイ 
「とにかく誠心誠意謝罪すべき」 

　不倫報道で活動自粛中のタレント渡部建（４８）が今月３日夜の記者会見に臨むとき、妻で女優の佐々木希（３２）はそう言って渡部を送り出したそうだ。公共の多目的トイレに不倫相手を連れ込み、不貞行為を１万円でしていたことが発覚した６月当初、佐々木は落胆し、取り乱していたそうだが、その後は夫を支え、なんとか更生させようと励んでいたという。 

【写真】佐々木希がフリル付き衣装でコスプレ姿！（2016年） 

「今までの生き方が間違っていたのではないか。これからの人生で信頼の回復をしていくべき」「何十年後かに振り返って、この事件があってよかったんじゃないのと言ってもらえるような人生を目指さなければならない」 

　そんな前向きな言葉で渡部を励ましていたというが、１００分超の会見ではすでに仕事を再開させていたのかどうかも明らかにせず、苦渋の表情でしどろもどろするばかり。その姿を佐々木はどう見たのか。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。 
謝罪会見当日も妻は朝から仕事に 

渡部建「ガキ使」お蔵入りで自宅軟禁に…そして佐々木希が“三くだり半”を突きつける日 
渡部建（Ｃ）日刊ゲンダイ 
「実は佐々木さんは会見当日も朝８時すぎにご自宅を出て仕事をされています。グラビア撮影では笑顔を絶やさず、スタジオを明るくしていた。内心は気が気ではなく、普通に仕事に出るような状況ではなかったでしょうに、そんなところをみじんも感じさせない表情からは夫に代わって自分が家族を支えなきゃという覚悟が感じられました。会見は固唾をのんで見守っていたと思います」 

　夫婦関係について渡部は「信頼を取り戻している最中」と言っていた。しかし、夫のあまりの情けなさに佐々木が愛想を尽かしても不思議ではない。