1: potato ★ 2021/07/24(土) 14:24:15.12 ID:wfSuoW7N9
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 前途多難だ! 新型コロナウイルス禍で史上初の1年延期となった東京五輪は23日に開会式が行われた。その数時間前、取材陣が選手や関係者と一般市民を隔離する「バブル方式」が機能していない決定的な〝崩壊現場〟に遭遇。選手村入り口に程近い公道をアスリートが堂々と歩き、なんと手を振る一般人と交流する場面もあった。大会組織委員会・橋本聖子会長(56)ら主催者側が何度も口にした「安心安全」を根底から覆しかねない現状とは――。緊急リポートをお届けする。


 23日の昼下がり、夜8時スタートの開会式まで時間が空いた取材陣は、東京・晴海の選手村へ向かった。都営地下鉄の勝どき駅から環二通りに出ると、選手村側の道路は交通規制。反対側を歩いて朝潮運河を渡ると、選手村の宿泊棟が見えてきた。しかし、一帯にはフェンスが張り巡らされ、一般車両はもちろん通行人も完全シャットアウト。多数の警察官が目を光らせており、とても近づける雰囲気ではなかった。

 記者はきびすを返し、選手村の玄関口でもある「ビレッジプラザ」へ向かった。アクレディテーション(資格認定証)のカードがあれば入れるからだ。しかし、荷物チェックを終えて入場しようとすると「今日は特別に入れないんです」とスタッフに止められてしまった。仕方なくビレッジプラザを去り、駅に向かおうとした時に思わず目を疑う光景が目に飛び込んできた。

 なんと、選手村周辺のホテルから出て来たアスリートが、ビレッジプラザ方面に向かって堂々と公道を歩いていたのだ。他の通行人はいなかったが、一般人と接近する可能性は十分にあった。選手向けプレーブック(コロナ対策の規則集)には「移動の際は大会専用車両を使用してください」と明記されている。どんな事情か分からないが、厳密に言えば「アウト!」だろう。

 しかし、驚くのはまだ早い。さらに衝撃的な場面に出くわしたのだ。ビレッジプラザ付近には「関係者以外通行禁止」の立て看板があるものの、その外側の公道をアスリートが通行。至近にいた一般人が普通に「頑張ってね」と手を振り、選手は笑顔で会釈し、コミュニケーションを図っていた。何事もなかったかのようにすれ違ったが、その距離は肩が触れ合うほど。身体的接触さえなかったものの、明らかに「バブル」とは言えない状況だった。もちろん、これは移動する選手たちに非があるというよりも、管理する組織委に問題があることは明らかだ。

 なぜ、このような〝穴〟が存在するのか。現場にいたスタッフに「全くバブルになっていない。この現象はまずいのでは?」と問い掛けると、「おっしゃる通りなんですよ…」と困惑の表情を浮かべながら打ち明けた。「われわれは決められた線で一般の方の通行を止めていますが、そこまでの道でどうしても選手と交わってしまう。そういうスポットは他にもいくつかあります。ハッキリと線引きができていないんですよ」

 選手と一般人の動線が重なる〝デッドスポット〟が選手村周辺に複数存在することを証言した。さらに交通規制をする別のスタッフに話を聞くと、「公道は法的に一般の方を規制することができず、お願いレベルです」と内情を打ち明けつつ「警察も『完全なバブルなんて無理』って言っていましたよ」と赤裸々に語った。

 これまで五輪幹部は数えきれないほど「安心安全」を繰り返し、「コロナ対策は万全」の一点張り。しかし、この証拠画像を見ても橋本会長、菅義偉首相、丸川珠代五輪相、小池百合子都知事らは「安心安全」と言い切れるのだろうか。

2021年07月24日 06時15分
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3457899/

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