1頭皮ちゃん ★2020/05/13(水)11:57:45 ID: jKCYQicn9.net

北里大、新型コロナに対しイベルメクチンの医師主導治験を開始へ

 北里大学は近く、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する抗寄生虫薬「ストロメクトール」(イベルメクチン)の医師主導治験を開始する。

北里大学大村智記念研究所(旧北里生命科学研究所)感染制御研究センターの花木秀明センター長は、本誌(日経バイオテク)の取材に対し、「我々は、in vitroの実験で新型コロナウイルスに対する有効性を確認した。

臨床での有効性を科学的に検証する必要があると考え、医師主導治験の開始を決めた」と答えた。

具体的な試験デザインなどは今後明らかになるとみられる。

 イベルメクチンは、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大の大村智特別栄誉教授と米Merck社の共同研究で創製された抗寄生虫薬だ。

大村特別栄誉教授は1974年に、土壌中に生息する放線菌が産生する化合物のエバーメクチンが、抗寄生虫作用を持つことを発見した。

その後、米Merck社が、その誘導体であるイベルメクチンを合成した。イベルメクチンは、寄生虫の神経細胞や筋細胞に存在するグルタミン酸作動性Clチャネルに選択的に結合し、Clに対する細胞膜の透過性を上昇させる。

その結果、寄生虫の細胞に過分極が生じ、麻痺することで寄生虫が死に至る。

家畜動物の寄生虫駆除に用いられる他、ヒトに対しては熱帯地域などで問題となる河川盲目症(オンコセルカ症)の治療などに用いられてきた。

河川盲目症は回旋糸状虫という線虫の一種による感染症。

眼のかゆみ、発疹、瘢痕(はんこん)などを生じ、失明することもある。

続きはソースで
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/05/11/06909/




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