1右大臣・大ちゃん之弼 ★ 転載あかん2020/04/08(水)17:52:34 ID: CAP_USER.net

 新型コロナウイルス感染から回復した、日本サッカー協会・田嶋幸三会長(62)から緊急メッセージだ。17日間に及ぶ入院生活中に肌で感じた、医療現場の厳しい現実を激白。さらに退院後に、各国協会の会長から「日本製の薬、アビガンがほしい」と切望されていることを明かした。

 「今思えば、最低最悪のコースだったと思います。でも欧米では、街中にたくさんの人があふれていました。UEFA総会は完全に3密(密集、密着、密閉)でした」

 2月28日に北アイルランド、オランダでUEFA(欧州サッカー連盟)総会、最後に米国ニューヨークへの出張を終え、3月8日に帰国。17日にコロナ陽性が判明した。

 入院中に強く感じたのは、医療従事者の奮闘ぶり。「みなさんは患者である私に『医療崩壊しそう』なんておくびにもださなかった」が、日に日に感染症治療に必要な医療品の不足を感じた。

 「『防護服が潤沢にないので外にも出られない。窓のない私の部屋にはなかなか来られない』とおっしゃっていた。部屋から出られたら、必ず着ていた防護服を捨てていました。スペインやイタリアの病院のニュース映像を見ましたが、通路に患者の方がいたり、医師たちが防護服やマスクを交換しないで治療を続けたり。あれでは院内感染すると思いました」

 入院中にパンデミック(世界的大流行)はさらに悪化。「退院してすぐでした。アジアの数カ国のサッカー協会の会長さんから、『アビガンを送ってくれ』と強く言われた。もちろん、僕がどうこうできるわけではありません。でも今回、自分がかかって薬のことをいろいろ勉強しました。特効薬がない中、唯一期待できる薬を送ることが国際貢献になるのなら、やっていく必要がある」。

 未知のウイルスとの戦いは先が見えない。「私もまた陽性になる可能性もある。だから退院後4週間は“隔離”する形をとりました」という田嶋会長が、いま強く思うことがある。

 「欧州では夜8時になったら、医療従事者に拍手を送ってますよね。しかし、日本はまだそれが起きていない、ムーブメントになっていないのが残念。やるせない。私がいた病院でも、医療従事者の方は最前線で命がけ。それなのに、働いている看護師さんのお子さんに対する差別もあると聞きました。僕らは日本代表戦でいつも応援していただいています。サッカー界として応援できることは必ずやります」(夕刊フジ編集委員・久保武司)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200408-00000005-ykf-spo
4/8(水) 16:56配信 記事元 夕刊フジ




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