1 : 2021/02/16(火)11:51:32.87 ID: 9zHkP+5Z0.net


1泊限定390円——。大阪市西成区のホテルが激安の特別料金プランを打ち出した。赤字覚悟の企画には、西成で長年働いてきたホテル従業員の、ある思いが込められていた。

日雇い労働者の街・あいりん地区にほど近いJR新今宮駅前の「ホテルサンプラザ」(340室)。390円で宿泊できるのは、通常価格2千円の部屋で、広さ約3・5畳(約6平方メートル)の和室と洋室がある。いずれもテレビ(14インチ)、エアコン付きでWiFi(ワイファイ)も無料接続できる。トイレと浴室は共同だが、男性は11階の展望大浴場が使える。

このホテルは、西成区内でホテル4カ所を運営する「ジュノン」(大阪市)が1989年にオープンした。関西空港へのアクセスのしやすさと低価格で2015年ごろから外国人観光客が急増。日本人のビジネス客や観光客の利用も増え、客室稼働率は平日で約80%、週末は満室状態が続いていた。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で昨年3月には客の半数ほどを占めていた外国人の姿が消えた。日本人客も減り、1度目の緊急事態宣言が出た昨年4月以降、客室稼働率は大幅に下がって、30%前後で推移している。
【日雇労働者たちを強制退去で、外国人ホテル街になった西成の今「1泊390円、WiFi使えます」・・《コロナ禍》】の続きを読む