1首都圏の虎 ★ : 2020/08/22(土)15:53:22 ID: CAP_USER9.net

コロナの影響から新作映画の公開が限られるなか、日本では「宮崎駿監督」の根強い人気が再証明されている。6月には全国374の劇場で『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』が再上映。8月には「金曜ロードSHOW!」で放映された『となりのトロロ』(1988年公開)が16.5%の高視聴率を記録した。 

■海外からもリスペクトされる宮崎駿監督 

 宮崎駿監督は、言うまでもなく日本の国宝的存在。その才能は海外でも広く評価されてきている。ハリウッド関係者の中にも、「ミヤザキのファン」と言えば「わかっている」「センスがいい」との印象を与えるため、実際にはどこまで好きなのかさておいても、ファンを公言する人は多い。 

 とくにハリウッドのアニメ関係者からの信頼は絶大だ。筆者はディズニー、ピクサー、ドリームワークス、ブルースカイなどの監督、アニメーター、ストーリーアーティストを何度も取材してきたが、その中で「クリエーティビティーに行き詰まりを感じると、ミヤザキを見てインスピレーションをもらう」などの発言を、何度も聞いた。 

 今年前半、まだコロナ脅威が本格化する前に『トロールズ ミュージック★パワー』のウォルト・ドーン監督をインタビューしたときも、「宮崎駿は僕が最も好きなアーティストの1人。『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』などは、何度も見た。わが子にも見せている。僕だけじゃなくて、このスタジオの人たちは、みんなそれらを見ているよ」と言っていた。 

 宮崎駿の偉大さをアメリカにも伝えたいと、最大の努力をしたのはピクサーに創設時から勤め、『トイ・ストーリー』『カーズ』などの人気アニメ映画を監督したジョン・ラセターだ。 

【【宮崎駿作品】アメリカでは、それほど有名じゃないってホント???】の続きを読む